今回はタイトルの通り、今までNHK受信料を無駄に多く払っていたことが引越しをしたタイミングで判明しました。私と同じようなことになっている方も絶対にいらっしゃると思いますので詳細解説したいと思います。
こんな方にオススメ!
- 家計の見直しをしている
- NHKの受信料を安くしたい
- 最近引越したまたは引越しを検討している
- 戸建のマイホームを検討中の方
私の子どもは小さい頃からEテレが大好きなので我が家はNHKさんにはとてもお世話になっています。受信料を支払うことに抵抗はありませんが払い過ぎるのは困ります…。
支払い方でお得になるNHK受信料
支払い方法をクレジットカードや口座振替にしたり6ヶ月や12ヶ月をまとめると費用は抑えることができるということはご存知な方は多いかと思います。振込用紙や集金回数を減らすことで管理コストを下げられる分、利用者還元という形で支払額を減らすことができるのですが、12ヶ月まとめてクレジットカードで払った方が2ヶ月毎に振込などで支払う場合より2400円ほどお得です。
公式ページにも料金表が掲載されています。(https://www.nhk-cs.jp/jushinryo/)
あまり意識しなかったNHKの契約種類
しかし、それよりももっと金額が変わってくるポイントが「契約の種類」です。
そもそもNHKの契約は「衛星契約」と「地上契約」の二種類ある事をご存知でしょうか。一度契約してしまったら途中で見直すこともないので、忘れてしまっている方も多いと思います。
「地上契約」とは地上系によるテレビジョン放送のみの受信についての放送受信契約のことで、「衛星契約」とは衛星系および地上系によるテレビジョン放送の受信についての放送受信契約と定義されています(引用元:日本放送協会放送受信規約よりhttps://www.nhk-cs.jp/jushinryo/compliant_1.html)
ポイント
つまり
- 衛星放送を受信できる設備がある
- 衛星放送が観れるテレビが置いてある
のなら視聴有無に関わらず衛星契約を結ぶ必要があります。
最近のテレビはBS放送に対応しているので、各家庭の電波受信環境で契約種類が決まると思って大丈夫です。
戸建ての場合は衛星放送受信用のパラボナアンテナがついていたり、ケーブルテレビ、光回線のテレビサービスを利用していれば衛星放送の受信が可能です。築てて数年のマンションであればほぼ最初から衛星放送の視聴環境が整っているので、今までマンションに住われていた方は衛星放送の視聴の有無に関わらず自動的に衛星契約になっている場合が多いです。
私も独身の頃からマンション住まいだったのでずっと衛星放送を契約し続けていました。
衛星契約と地上契約との驚きの金額差
単に衛星放送が観れる環境にあるかどうかで決まってしまう契約種類ですが、単にBS放送も観れるようになるだけでなく年間受信料が全く違います。

ご覧のとおり、12ヶ月の衛星契約は地上契約より1万も高いのです。
2ヶ月毎に振込などで衛星契約分を支払う場合だと年間で26,040円ですが、地上契約の12ヶ月クレジット払いならおよそ半額の13,650円にまで差が広がります。
引っ越し手続き時にはNHK契約の種類も見直そう
独身の頃からNHKの受信料はクレジットカードで自動的に引き落とされるようにしていましたので、引越しの際は住所変更の手続きのみで問題ないと思っていました。
しかし、我が家の場合は地上用のテレビアンテナで視聴するようになったので、本来は衛星契約から地上契約の変更も必要でしたが、NHK側では契約間違いを検知する方法がありませんので、自分から申告する必要がありました。
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我が家の場合は住所変更がNHK集金スタッフの方まで情報が届いておらず、受信料未払いと判断されて料金徴収の訪問があったことがきっかけで気付きました。
受信料には支払い義務がありますが、我が家のように受信環境と契約内容が一致しているとは限りません。
一度契約を結べば内容確認することはまず無かったでしょうから、これから何年もの間、年1万も無駄にし続けてしまうところでした。
すでに受信料を支払っている方も、受信料制度についてしっかり理解し、各家庭の受信環境に適した契約になっているかご確認ください。
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