マイホーム計画 全般

【注文住宅】我が家の「家づくりの流れ」を解説

私が「マイホームが欲しい」と思ったときに、いつ何をして全体でどれぐらい期間がかかるか最初は全く検討もつきませんでした。きっと同じような疑問を持たれている方がいらっしゃるかと思いますので、我が家がどんな流れで引き渡しまで進んだのか紹介いたします。

こんな方におすすめ

  • マイホームの購入を検討し始めたが何から手をつけていいか分からない方
  • 注文住宅の引き渡しまでにどれぐらい期間がかかるのか知りたい方

家づくりステップ①:情報収集と現状把握

理想のマイホームについて考える(~2020年1月)

インスタやブログなどの記事や雑誌などから好みの間取りや設備について情報を集め、家族で共有するところから始めます。

「後々の工程になってから夫婦間で意見が食い違っていたことに気づいた」という場合も良く耳にする話ですので、なるべく早いタイミングからお互いの要望について知って話し合うことが重要です。

家づくりに対する情熱や知識レベルがパートナーと異なっている場合が多いので、イメージをシェアしていくことから始めるとよいです。

LINEのアルバムでイメージ画像を共有する事例
LINEでシェアしたスクラップブック

私の場合は妻とのLINEでキッチン、リビング、玄関といった単位でアルバムを作成し、好みのインテリアや間取りなどのスクリーンショットや写真をスクラップブック感覚で登録していきました。 

予算を考える(2020年1月)

現在の手取りや生活レベルを考えていくらぐらいまでなら月々のローン返済に充てても苦にならないかという観点で予算を考えてみます。

年収と金利を入力したら借入可能金額を算出できるサイトがありますが、最初から現在の額面上の年収で借りれるローン総額ありきで考えるのはやめましょう。

今後、間取りプランを検討していく中で思わぬ諸費用がかかってきたり、家づくりにかかる総額はいくら注意していても高くなることが多いので、普段の支出状況から考えて、無理のない範囲で考えておくことが重要です。

家づくりの検討が進むと打ち合わせの合間に外食したり、下見の移動でガソリン代など交通費など、意外と出費がかさみます。家づくりを計画し始めたタイミングから月々のローンの返済分(現在賃貸で住まれている方は家賃との差額)を別口座に振り分けて、ローンの金額を払った場合の生活を始めてみることをオススメします。

ローン返済開始後の生活イメージをつかむことができますし、後々打ち合わせ等でかかる交通費をそこから取り崩せるのでオススメです。

家づくりステップ②:土地と会社の選定

住みたいエリアでの土地と建築会社を探す(2020年2月)

ある程度イメージが固まってきたら気になる建築会社の候補をリストアップしていきます。

土地がある場合は「土地を如何に有効活用しながら理想の間取りを実現してくれる建築会社」を探すことになります。

土地がない場合は土地探しから協力してくれる会社を探すようにしましょう。この後、住宅ローン審査を通す場合には土地も含めた金額で審査を通すことになりますので土地と建築会社はセットで決めると後々スムーズに進みます。

私は建築会社に土地を探してもらいながらも自分達も希望のエリアを散策しながら古家付き、分譲地問わず20か所以上まわりました。

また、気になった建築会社があったからといってもいきなり住宅展示場などへ行ってはいけません。家づくりが成功するかどうかは担当営業との力量や相性で決まると言っても過言ではありません。事前調整なしで住宅展示場へ行くと、その場にいる「手が空いている営業」が担当となってしまいます。

ポイント

タウンライフ注文住宅相談センターでは予算の考え方の整理や希望条件に合いそうな建築会社の紹介を無料で実施してくれます。また建築会社を紹介する際には「自分達と同世代の人がいい」や「経験豊富なベテラン営業がいい」といった担当営業に対する要望も建築会社に伝えた上で紹介してもらえます。

間取りプランを比較する(2020年3月)

住宅相談窓口で複数の建築会社の紹介を受けたら、その中から3社程度に絞ります。

あまり多すぎると各社との打ち合わせの日程調整も大変です。上手く比較できず検討できないままでいると他の人に土地を買われてしまう場合もあります。 

実際に私も数社と同時並行で進めましたが5社とかになると日程調整だけでも大変ですし、1日に2社か限界で、3社も予定を入れると夕方には子どもも飽きてぐずり出しますし、私も疲れてしまって説明も頭に入ってきませんでした。

ローン事前審査と契約(2020年3月)

お願いしたい建築会社が決まったら土地と建物を合わせて住宅ローンの事前審査を出します。

無事に審査が通れば「工事請負契約」を結びます。今後、建物費用以外にもローン関連費用や各種税金等で諸費用がかかってきますので当座の費用としてこの時点で建築会社が指定する銀行に200万を振り込みました。

家づくりステップ③:理想の住まいを具体化する

間取りプランを詰める(2020年4月)

自由設計のため設計士さんと間取りをブラッシュアップしていきました。

私の場合は緊急事態宣言が発令されていた頃でしたのでPanasonicやLIXILなどの水回りのショールームの見学も自由にできない中で仕様を決めていきました。予約を取るのも難しくキャンセルが入らないかを頻繁に予約サイトで確認していました。

地縄張り・地鎮祭(2020年8月)

年内の引き渡しを予定していたので契約から約3,4ヶ月かけて間取りの確定をさせた後、8月の上旬には地縄張りと地鎮祭をしました。ここからはもう間取り変更はできません。照明やコンセントの位置、クロスといった内装の細かい部分の検討に入っていきます。

地鎮祭って?

新しく建物を建設する前に、そこで安全・安心に暮らしていけるよう願う儀式のことです。

  • 土地を守っている氏神様に新しく家を建てる許可を取る
  • 工事の安全を祈願する
  • 住む人の繁栄を祈る

地域によってやり方などは変わってきますので、新しくその地域に引っ越される方は住宅会社に相談するのが良いです。

我が家は分譲地で区画整理の際にまとめて地鎮祭をしていたようなので、自分の時は簡易な物で済ませました。

着工(2020年8月)

8月上旬に地鎮祭をしたと思ったら月末にはもう基礎が組まれていました。

家のコンクリート基礎が施工された様子
我が家の基礎工事後の様子

家の工事の中でも一番重要と言っていい基礎工事だったのですが、仕事の都合で立ち合いはできませんでした…。

特に生コンクリートは工場を出てから規定の時間内に流し込みを完了するようにJIS(日本工業規格)などで規定されています。基礎の部分は枠組みの中に鉄筋が組まれていますので時間が経つと生コンクリートが固まり始めてしまい、枠内や鉄筋部分で空洞ができてしまったりする為です。

何か作業手違いがあると後々になって不具合として出てくる箇所でもあるので、とても重要な工程となります。

上棟式(2020年9月)

しばらく基礎のコンクリートが固まるまで待ちの期間がありましたが、晴れの日を狙って一気に組み上げていきます。

ミサワホームでは工場で作った木質パネルを運んできて、現場でクレーンを使いながら丸二日かけて一気に組み上げていきます。

ミサワホームの木質パネルがクレーンを使って組み上げられる様子
クレーンを使った組み立ての様子

大きな木質パネルが空を飛び、2日で屋根まで組み上がっていく様子は圧巻でした。この日ばかりは休みをとってずっと見ていました。

旗竿地や家の前の道が狭くクレーンが入れない場合は施工ができなくなってしまいます。もしお好みの住宅会社が既に決まってある場合には土地を購入する前に担当営業に相談するようにして下さい。

現場打合せ・外構業者決定(2020年10月)

ここまでくれば後は細かい内部造作の高さなどの調整に入っていきます。今まで事務所や住宅展示場での打ち合わせが中心でしたが、家の中での打ち合わせとなります。

照明やコンセントの位置の最終調整をしたり、施主支給する設備用に下地をいれる場所なども確認していきます。

我が家のキッチンには造作棚を用意していますが、実はこれ施主支給品。天板や金具は自分達で用意して、設置は現場担当の方につけて頂きました。こういった物の取り付け位置なども現場で最終調整していきました。

DIYした天板を施主支給
施主支給した造作棚

施主支給品の設置・外構プラン決定(2020年11月)

ここまで来ると引き渡しまではあと少し。クロスなど内装部分が始まります。このタイミングで施主支給予定だった照明などを家の中に搬入していきます。

施主支給の注意

届け先を新居にしたい気持ちは分かりますが、施工会社さんの作業の手を止めてしまうことになりますし、そもそも受け取り時の検品は施主責任なので、基本的には現住所で受け取って中身を確認した後で新居へ持っていきます。自分達で搬入できないほど大きな物は個別に担当営業等に相談が必要です。

こちらは我が家の玄関ですが天井のエトワール照明、玄関洗面の鏡やライトは全て施主支給品です。鏡の設置場所は現場担当者の方と相談しながらその場で設置してもらいました。

施主支給品の多い我が家の玄関ホール

今までは木質パネル剥き出しの状態でしたがクロスがはられたり、施主支給品が設置されると一気に完成度が上がって実感が湧いてきます。

でもここで油断してはいけません。このタイミングからクロスの貼り間違えがないか、造作に不具合、作業漏れがないかをチェックしましょう。

通常は引き渡し前に施主確認をするタイミングはありますが、そのタイミングでは見落としや確認漏れが発生する場合もありますし、最悪の場合は引き渡し時きが延びたり引越し後に追加作業となったりと、後の工程に影響する部分もあるので予め気になるところは確認しておきます。

クロスの向きが上下逆だったり窓の開閉が重かったりと結構このタイミングで指摘しました…。蔵の高さが設計よりも低くなっていたこともありました。

家づくりステップ④:新生活の準備

引き渡し(2020年12月)

長いようで短かった家づくりもとうとう引き渡し日となります。20年3月末でミサワホームと契約し11月中には家自体は完成していましたが、外構が終わるのを待って12月中旬に「引き渡し式」をしました。

引き渡し日の案内看板
事務所に設置された看板

ここからすぐに引っ越し!…というわけではなく、住み始めるのは子どもが卒園する3月末からでしたので、それまではすぐに使う予定の無いものを中心に車で運び込んでいくようにしました。

無事に引き渡しも完了しましたので建物分のローンも開始となりました。住宅ローン減税の申請に必要な資料は担当営業がイチから丁寧に説明してくれましたので安心して進めることができました。改めて担当営業さんの大切さを感じました。

引越しの見積(2021年1月,2月)

我が家は子どもが当時の幼稚園を卒園してから引っ越しをすることが決まっていました。3月末といえば引越し業界では1年で1番の繁忙期なので引越し金額も一番高くなります。日程も事前に分かっているので早めに引っ越しの見積もりを始めました。

入居・新生活スタート(2021年3月)

長男の卒園式を無事に終えて3月の下旬に新居へ引っ越しました。引っ越しの荷解きもやりつつ新生活の準備をするのでバタバタしましたが徐々にマイホームを手に入れたという実感が湧いてきました。

家づくりの流れはイメージしにくい

雑誌や書籍などで家づくりの流れが書かれてはいるものの一般的な表現になっていたりして、私はいまいち実感が湧きませんでしたので、今回は我が家がどんな流れで引き渡しまで進んだのか実例を紹介させて頂きました。一つの事例として参考にしていただければ幸いです。

家づくりをうまく進めるオススメの方法

実際に家づくりを進めてみたからこそ感じる「家づくりの始め方」の重要性。大抵の人が初めての経験なのに、お金に関わる話でもあるのでなかなか相談できる人も居ないというのが家づくりの難しいところかと思います。なんとなく思うように進まないと感じている方は是非こちらの記事も参考にしてみて下さい。

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アラフォーパパ

ミサワホームで念願のマイホームを手に入れたアラフォーパパ(2児)です。マイホーム計画中に独学で勉強したことや住んでみて気づいた事をベースに暮らし・子育てに関わる情報を発信しています。

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